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いつでも持ち歩きたい、読みたい「猫の文庫本」

2017年11月02日 投稿

バッグの中はもちろん、ちょっと大きめのポケットにも入るから、気軽に持ち歩いて読書が楽しめる文庫本。大好きな猫ちゃんが登場する文庫本を紹介します。

猫目線の文章にクスッ&じーん…。「NNNからの使者 猫だけが知っている」

猫目線の文章にうるうる…。「NNNからの使者 猫だけが知っている」
出典:角川春樹事務所
「NNNからの使者 猫だけが知っている」
著者:矢崎存美
出版社:角川春樹事務所

タイトルにある「NNN」とはネット上で話題の「ねこねこネットワーク」(一部では「ぬこぬこネットワーク」とも呼ばれる)のこと。猫好きの人に猫を派遣し、その猫の世話をさせて猫の下僕として生きるように画策するという謎の組織で、都市伝説となっています。
「猫を飼いたいな」と思っていたらタイミングよく子猫と出会った…ということはありませんか。そんな猫との出会いを経験した人が多いことから、「猫を派遣する組織があるのでは」と言われるようになったのが「NNN」の始まりのようです。

「NNNからの使者 猫だけが知っている」は、「NNN」によって猫を飼うことになる人たちの物語。猫たちは事前に人間たちの調査をして、優良飼い主と認めた人のところに猫を派遣します。
収録されている5つの物語の中には、猫目線で書かれたものもあり、「猫ってこうやって人間を操っているんだ」とクスッと笑ったり、「うちの猫も自分のことをこんなふうに思ってくれているのかな」とじーんとしたり、人を思いやる猫の気持にうるうるしたり…。どの物語も読んだ後は、しあわせな気分になります。
猫の魅力がたっぷりと伝わって、ますます猫が好きになる本です。

猫好きの作家7人による大人の猫小説

猫好きの作家7人による大人の猫小説
出典:文藝春秋
「猫が見ていた」
著者:湊かなえ 有栖川有栖 柚月裕子 北村薫 井上荒野 東山彰良 加納朋子
出版社:文藝春秋

表紙の写真は、猫と暮らす人にはお馴染みの“家政婦は見た!”的な猫ちゃんの姿。そんな愛猫家のツボをおさえた「猫が見ていた」は、猫好きで知られる人気作家7人の作品が収録された文庫オリジナルのアンソロジーです。
猫目線で書かれたものもあれば、謎解きもあり、切ないストーリーやホロリとする物語など、さまざまな魅力が楽しめます。もちろん、どの小説にも猫が登場します。

小説の他にも巻末には「澤田瞳子選・猫と本を巡る旅 オールタイム猫小説傑作選」も収録。選者である澤田瞳子さんも愛猫家(もともとは犬派)で、その時どきに好きな本を買っていたつもりなのに、気づいたら自宅の本棚に「猫本」コーナーができていたそう。そんな澤田さんが選んだ猫の本も紹介されているので、新しい「猫本」との出会いのきっかけにもなります。

美猫(いろおとこ)サバに魅了される謎解き時代小説

美猫(いろおとこ)サバに魅了される謎解き時代小説
出典:PHP研究所
「鯖猫(さばねこ)長屋ふしぎ草紙」
著者:田牧大和
出版社:PHP研究所

猫専門の画描き拾楽(しゅうらく)と、シマ三毛と呼ばれる白・茶・サバシマ柄の三毛猫サバが活躍する「鯖猫(さばねこ)長屋ふしぎ草紙」。現在、第3弾まで出ている人気時代小説シリーズです。美猫(いろおとこ)と表現されているサバは、子守やけんかの仲裁が得意で、橋の事故を予知して住人を救ったことも。そのため、長屋の住人たちから「サバの大将」と呼ばれていて、長屋で一番いばっている存在です。サバは賢くて、凜々しくて、炊きたてのご飯しか食べないグルメ(?)で、とても魅力的です。

サバと飼い主である拾楽が、「鯖猫長屋」で起きるさまざまな事件を解決する謎解きミステリーであり、江戸の町人たちの粋な会話が楽しめる人情味あふれる物語。読後は「いいお話だったなぁ」と心温まる思いになりますよ。収録されている7つの物語は一話完結しつつ、全体がつながっているという構成で、最後の一話まで物語の世界に引き込まれます。「ドラマ化するなら、どんな役者さんがいいかな」と想像しながら読む人も多いそうです。

美猫(いろおとこ)サバに魅了される謎解き時代小説
出典:PHP研究所
「鯖猫(さばねこ)長屋ふしぎ草紙(二)」
著者:田牧大和
出版社:PHP研究所
美猫(いろおとこ)サバに魅了される謎解き時代小説
出典:PHP研究所
鯖猫(さばねこ)長屋ふしぎ草紙(三)
著者:田牧大和
出版社:PHP研究所

読んだ後は愛猫を抱きしめたくなる。「猫愛」あふれる一冊

読んだ後は愛猫を抱きしめたくなる。「猫愛」あふれる一冊
出典:ポプラ社
「愛しの猫プリン」
著者:小手鞠るい
出版社:ポプラ社
アメリカ在住の小説家が、誇り高い、深い湖のような色の瞳の猫、プリンとの日々をつづる。胸にぽっと灯のともるエッセイ。

ポプラ社
「愛しの猫プリン」
著者:小手鞠るい
出版社:ポプラ社

表紙は、ぷにぷにの肉球がチラッと見える、もふもふの猫のお手々。この表紙を見ているだけで心が癒やされる「愛しの猫プリン」。読み進むほどに「猫って本当に愛おしい!」と改めて感じさせてくれるエッセイです。
著者は、結婚してアメリカに移り住んだ小説家の小手鞠るいさん。渡米後、英語も話せない、仕事もない、友だちもいない行き詰まった状況にあった小手鞠さんを救ってくれたのは、動物愛護団体に保護された猫、プリンでした。プリンと出会い、一緒に暮らすようになって、友だちができ、英語も上達し、世界が広がっていきます。この本は、そんなプリンとの暮らし、プリンへの深い愛情がつづられた心温まるエッセイです。
猫と出会い、一緒に暮らしたことで「猫に支えられたなぁ」とか「猫がいてくれてよかった」という思いをした人も多いのでは。愛猫家さんが共感できるところがたくさんある一冊です。

猫は物語の主役にゃ!