開発者インタビュー

今までにないおいしさ、「こく旨リッチ」。たくさんのこだわりと愛情を込めてつくっています。

ペットライン株式会社 マーケティング部 部長 辻 教彦さん

目指したのは「今までにない、一番のおいしさ」

「こく旨リッチ」シリーズは、「キャネットチップ」シリーズから誕生したドライフードです。「キャネットチップ」シリーズといえば、国産第一号の猫用ドライフードで、40年以上も日本中の猫ちゃんと飼い主さんに支持され、健康・安心・安全においても高く評価されています。
私たちは日々、飼い主さんの「おいしくて安心なものを食べさせてあげたい」「喜んで食べてくれると嬉しい」という想いに応えるため、仕事に取り組んでいます。多くの方に信頼されている「キャネットチップ」シリーズから、さらにおいしい食事をつくることで、その想いにもっともっと応えていきたいと考えました。こうして開発に取り組んだのが、「こく旨リッチ」シリーズです。
開発に当たっての目標は「今までにない、一番のおいしさ」をつくること。それは、「より豊かな旨み」が味わえるフードです。

商品画像

苦労の末に見つけた新製法で旨みがアップ

通常のドライフードの製造では、フード粒にうまみオイルをコーティングしてから、うまみパウダーを付着させます。私たちは、粒の奥までうまみオイルが染み込めば、より豊かな旨みが実現できると考えました。しかし、従来の方法では粒の奥までうまみオイルを行き渡らせることはなかなか難しい。原材料や製造工程を見直したり、研究所や製造現場と連携してさまざまな製法にトライしたり、試作品も数え切れないほどつくりました。試行錯誤を繰り返した結果、たどり着いたのが真空コーティング製法です。これは、うまみオイルをコーティングする工程で気圧を一瞬、真空状態にし、その後で一気に通常に戻すというもの。この気圧の働きによって粒の奥までうまみオイルを染み込ませることができ、うまみパウダーもより均一に付着できるようになりました。従来の「キャネットチップ」シリーズと比べて、うまみオイル量もうまみパウダー量も約150%アップしています。

真空コーティング製法の図

健康にもしっかり気配り。カロリーも安心

うまみオイルとうまみパウダーの量が増えましたが、代謝エネルギーは100g当たり約360kcal。従来の「キャネットチップ」シリーズと同じくらいですよ。総合栄養食であることを前提に開発していますので、健康面にも気配りしました。そのひとつが、猫ちゃんの下部尿路の健康への配慮です。当社の「メディファス」という下部尿路の健康を考えたフードのノウハウを生かし、マグネシウム含有量を0.11%(標準値)に設定しています。原材料にもこだわって、ヨード卵光をはじめ、必須アミノ酸であるタウリンや、各種ビタミン・ミネラルをバランスよく配合しました。
フレーバーは飼い主さんの意見も取り入れて企画した自信作です。「お魚グルメ」「お魚&お肉グルメ」「お肉&野菜入りグルメ」「海の幸グルメ」の4つの味わいに加え、天然由来の食物繊維を使用した「毛玉サポートお魚グルメ」を用意。また豊かな風味を保ちやすい小分けパックで、最後の一粒までおいしさを保ちます。

「メディファス」のノウハウを生かし、猫ちゃんの下部尿路の健康へ配慮。

飼い主さんと同じ想い、同じ目線を大切に

私もペットと一緒に暮らしていますから、自分が飼い主の立場として与えたいと思うかどうか、その感覚を大切にしています。つねに、猫ちゃんを愛するみなさんと同じ目線でキャットフードづくりに取り組んでいます。
「キャネットチップ」シリーズは、これまでもこれからも当社にとって大切な商品です。現状に満足することなく、開発はもちろん、研究所、製造現場、営業など、さまざまな部署とコミュニケーションを図り、意見を交換しながら、飼い主さんの期待を超えるよりよいものをお届けしていきます。それが私たちの責任であり、使命だと考えています。
「こく旨リッチ」シリーズは、緑豊かな自然に恵まれた岐阜県多治見市にある工場で、厳しい品質管理のもと製造されています。よい環境のもとでつくられた、おいしくて健康的で安全・安心な食事は、みなさんの猫ちゃんにも、きっと気に入ってもらえると思います。

辻 教彦さん写真